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藤枝桐箪笥
耐湿性に優れ、虫がつきにくく、熱を通しにくい桐箪笥は、古来より貴重品や衣類の収納に重宝されてきました。
和室はもちろん、洋間に置けば、桐の美しい自然の木目や、優しい「和」のテイストが住む人の心に安らぎを与えてくれます

沿革

 藤枝での桐箪笥製造は、寛永11年(1634)三代将軍家光公の浅間神社の造営に全国から集められた木工、漆工、彫刻等の技術者が、造営後もこの地の温暖な気候風土に魅せられて住みつき、素材として入手しやすい桐を用いて、その特性を利用した長持、衣料箱、箪笥などをつくりだしたことに発します。
 この地に移封された田中藩本多氏は、天保2年(1831)、藩財政の改革のために領民に対して"五穀不育控地"(何も植えていないところ)に有益な商品作物の植栽を奨励し、その結果、成長の早い桐の植え付けが盛んとなり、素材生産と加工技術が結びつき、天保13年(1842)の宿場図では、15名の指物師がみられる程に発展しました。
 明治から大正にかけての鉄道の発達は、藤枝の木工業者にも、生産の拡大を促す要因となり、自給自足的につくられていた桐箪笥は、その品質、技術をもとに県内外に販路を広げました。

特徴

 日本特有の収納家具として、暮らしの実用必需品である箪笥。なかでも桐箪笥は耐湿性に優れ、耐用年数も長く、虫がつきにくく、熱を通しにくい、狂いが少ないなどの理由から、衣服の収納に最適な箪笥です。
 桐材自身も、いったん乾燥してしまうと細胞の中は堅い空気だけになり、狂いや割れが少ないため古来より衣服・貴重品の保存に使われて来ました。桐箪笥は湿気に注意して使えば、100年、150年もち、古くなっても再生作業で新品同様に蘇ります。このまさに手作りの一品である藤枝桐箪笥は、昔ながらの手作りの注文生産で伝統技法を脈々と伝えています。
 職人の丹精こめた手づくりの良さが再認識され始めています。
 しかし、戦後の生活様式の急激な変化は、桐箪笥の需要の減少を招き業界の一部には洋家具へ転向する者もありました。現在では職人気質の旺盛な人々が伝統技術を受け継ぎ、生産に勤しんでいます。

作品紹介

藤枝タンス商工業組合
〒426-0018
藤枝市本町1-5-16
TEL:054-641-3800
FAX:054-641-3800
総桐タンス 総桐チェスト
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桐蒔絵 小箱・筆入れ・葉書入れ 桐小タンス
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工房紹介

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桐箪笥の製造・販売・再生(削り直し) 昔ながらの技法が一番 足も使うため、いつも裸足です。
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箪笥屋の使う「長カンナ」 「独特の刃先のノコギリ」 空木(うつぎ)の「木くぎ」もお手製
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静岡県郷土工芸品振興会 〒420-0075 静岡市葵区五番町3-11 TEL:054-252-4924