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熱海楠細工
その昔、楠の巨木が倒れたことをきっかけに、村人が日用品を作ったのが始まりといわれています。
楠細工は木目が命。職人は技を磨き美しさを競い合うことで逸品を生み出してきました。だからこそ、作品に触れるだけで自然の豊かさを感じ取ることができるのです。
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沿革

 熱海といえば、『泉都』のイメージばかりが先に立ちますが、伝統に培われた手作りの工芸品「熱海楠細工」があります。
 本格的な楠細工の発祥は、天保8年(1837)頃、熱海不動沢で楠の巨木が倒れ、地元の村人がその木目の美しさから、楠を材料に自分たちの日用品を作ったのが始まりといわれています。
 当地が温泉客の多い土地柄だったことから、楠で作った膳や盆、椀、小箱などを湯治客相手に販売したところ、ことのほか好評を得ました。製品は温泉客の人気を集めながら箪笥のような大物から煙草盆のような小物まで注文に応じて幅広く作られ、明治、大正、昭和へと熱海の代表的伝統工芸品として今に息づいています。
 しかし、昭和20年以降、観光資源の急激な変化と、プラスチックなどの新材料を素材にする競合製品の追い上げで、小物類の受注量は大幅に減り、ひととき34もあった事業所も現在は3事業所を残すのみとなり、その規模も極めて小さいものとなっています。

特徴

 伊豆一円で豊富に生育している楠を素材に、天然漆で仕上げられる楠細工は、木目の美しさ、香り、防虫効果が特徴です。
 特に楠細工の命は木目であることから、原木の選定は極めて厳しく行われます。また天秤ほぞ(三角ほぞ)といわれる伝統的なほぞひきの技法を用い、無垢材の宿命ともいわれる狂いを防ぎます。
 また、楠は節が多い木であることから、木地職人は楠にあう一枚カンナを自ら作り、使います。このカンナは一枚刃で刃口の部分と刃の間に髪の毛が通るくらいのすき間しか空いていません。この精巧なカンナで木肌を滑らかに仕上げていきます。接着剤には、漆となじみもよく、堅牢性にすぐれている膠(にかわ)を用います。
 塗装には天然漆をふんだんに使い、木目が活きるように直接素材に漆をしみ込ませるように塗り込むのがポイントで、これは楠と漆のなじみがよいからできるわけで、それだけぜいたくな価値ある製品ができあがることになります。

作品紹介

熱海楠家具工芸組合 
〒419-0101
田方郡函南町桑原1300-269
TEL:055-974-3731
FAX:055-974-3731
qq3n9wt9@oregano.ocn.ne.jp
おかもち・紐付文箱(ひもつき) ちり箱・ティッシュケース
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飾り棚 中割五ツ引き出し
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工房紹介

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木の性格を知り尽くした職人たち 大きな道具や 様々な道具、
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小さな道具を使って、 究極の曲線を付ける。 楠木の「香りの玉手箱」
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静岡県郷土工芸品振興会 〒420-0075 静岡市葵区五番町3-11 TEL:054-252-4924