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駿河漆器
静岡の漆器工芸の歴史は古く、江戸時代より「駿河漆器」として全国に知られていました。
駿河漆器は、こうした伝統に甘んじることなく、新しい塗を創作し新素材に生かすなど、現代生活にマッチした新しい漆器への可能性を追求しています。
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沿革

 静岡で初めて漆器が製作されたのはいつの頃からか定かではありませんが、今川時代の文献に、御器屋町に中川大工と呼ばれる一類がおり、中川椀というものを作って、町名も一時中川町といったことが記されています。
 しかし、漆器が静岡に根を下ろすことになった一番の要因は、浅間神社造営です。拝殿の全てを金、銀でちりばめ、総漆塗りを施した仕事は、全国各地から優れた漆工たちを集めて行われました。造営後も、漆作業に気候が適し、住み良いため漆工たちが定着し、技を磨く一方広く土地の人達に漆工技術を教えたといわれています。
 当時の作品は、竹籠などに漆塗りを施した簡単な日用品でしたが、技術が進むにつれ、さまざまな品が作られるようになり、享保年間には幕府の保護奨励をうけ、販売経路も広がり、参勤交代の大名たちに土産品として好まれました。
 さらに開国とともに海外へも輸出され、慶応3年(1867)4月、パリ万国博覧会に出品するなど、国内外へその名を広めました。静岡の漆器は大正2年頃から6年頃に黄金時代を迎え、当時の輸出漆器の大部分を独占しました。

特徴

 静岡の漆器の特徴は、変り塗りです。これは幅広い漆器の需要にともない開発されたもので、例えば、木地呂塗は木地に漆を塗るとき木地を引き立たせるため木目に金箔を刷り込んだり、木地に着色したり、塗りの段階で工夫を凝らす方法が一般的に行われます。
 また、錫梨粉地塗(すずなしふんじぬり)は、明治維新の前後、人宿町に住む五味坂という人が行ったもので、当時は伝家の秘法とされ、錫粉(すずふん)で金色を巧みに出し、色合は本金よりも美しいものです。
 大正時代には、虹輝塗や浮島塗、蜻蛉塗(せいれいぬり)などが開発され、蜻蛉塗は良質の呂色漆をアルコールに溶かし、水面に流してできた文様を器に写し、粉蒔きをしたうえに漆を塗ります。
 さらに、大正から昭和にかけ発案された珊瑚塗は、朱塗のたたき模様と木地呂の中にアルミ粉を混ぜて上塗りを行い、深みのある磨き出し模様に特徴があります。
 金剛石目塗は、蒔地法の一種で、素地面に生漆と安倍川の砂を交互に塗りかためたもので、大正13年鳥羽清一氏により完成され漆器の革命的発見といわれます。

作品紹介

静岡漆器工業協同組合
〒420-0067
静岡市葵区幸町10-6
TEL:054-253-8692
FAX:054-253-8698
樹の椀 うるしのWINEGLASS
(ワイングラス)
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駿河漆塗箸
(するがうるしぬりはし)
オリジナルShikki(しっき)
ペンダント
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工房紹介

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仕上げ作業中。 素早い手さばき。 哀愁漂う職人の背中。
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漆塗りの刷毛は人毛を使います。 漆の乾燥は「湿気」のあるときにします。 出来栄えも上々です。
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静岡県郷土工芸品振興会 〒420-0075 静岡市葵区五番町3-11 TEL:054-252-4924