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井川メンパ
メンパ、今でいえば弁当箱のことです。
井川メンパの特徴は、天然漆の美しい光沢が最大の特長。冬暖かく夏は腐らない。メンパに詰められたご飯は、現代的なお弁当箱にはないほのぼのとしたおいしさで私たちを楽しませてくれます。
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沿革

 使い捨ての紙容器やプラスチックの容器などが出現する以前、旅や山仕事に弁当持参でいくときには竹の子の皮やカシワ、ホウの葉でむすびを包んだものです。
 旅行用には、携帯上の利点もあって、竹や柳で編んだ入れ物(行李式のもの)が多く用いられていましたが、その他生活民具として残る弁当箱には、ワラ・ガマ・い草で編んだ苞類、曲物類、数人分を詰め合わせられる破籠(わりこ)があげられます。
 井川メンパがいつ頃から作られるようになったかは定かではありませんが、その起こりとなった井川の曲物は、鎌倉時代から作られたといわれています。また、室町時代、井川には金山が栄え、金山の水替えに杓(ひしゃく)や曲桶が必要とされたため、井川の小河内あたりでは盛んに曲物が作られたといわれています。
 さらに、江戸時代末期になると、井川メンパは山村農民の生活用具としてでなく、農村の副業生産物として近隣へ販売されていたことが、明治末の「井川村誌」に記されており、井川の曲物に漆塗りの技術が加わり、現在の井川メンパが誕生したのでした。

特徴

 井川メンパの特徴は、天然漆の美しさ光沢と長年の使用に耐える丈夫さにあります。幅の広い山桜の皮でしっかり縫い止め、板と板の継ぎ目には漆を塗って固め、これによって丈夫さが増し、古くなっても漆を塗り直せば何年でも使えるという利点があります。
 井川メンパには、大きさによって男持ち、女持ち、菜メンパの3種類あり、形は丸形と小判型があります。この他に各種のオヒツもあり、メンパ同様手作りの温かさと漆塗独特のつややかな肌ざわりが好評を得ています。
 井川メンパに詰められたご飯は冬温かく、夏は腐らず、アルミなどの弁当箱では味わえないほのぼのとしたおいしさがあります。
 周囲と隔絶された辺境の地だった井川の山の生活が生み出した独特の生活用具、井川メンパは、古い歴史と伝統を持った民具として見直され、人気が高まっています。

作品紹介

井川メンパ 海野周一
〒428-0504
静岡市葵区井川971
TEL:054-260-2430
FAX:054-260-2430
男物井川メンパ 女物井川メンパ
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井川メンパ製造望月
〒420-0009
静岡市葵区神明町9-11
TEL:054-271-8224
FAX:054-271-8224
小判型セット おひつ(中)5合
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工房紹介

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井川の山あいの作業場 原材料は地元産の桧 何年も使い込まれた道具
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桧と桜の皮と熟練の技 井川湖の風で乾燥  
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静岡県郷土工芸品振興会 〒420-0075 静岡市葵区五番町3-11 TEL:054-252-4924